
REPORT
ゆず復活に向けた植栽会 ~楢葉町観光協会の取り組み~
2025.03.28
かつては、ゆず栽培の北限地だった楢葉町。
1986年から試験栽培を開始し、1987年には楢葉町合併30周年記念樹として全戸にゆずの苗木が配布されるなど、ゆずの里づくりが進められいました。
しかし、震災などの影響でゆずの木が減少。
再びゆず香るまちを復活させるために、ならはみらいが事務局を務める楢葉町観光協会で、ゆずの苗木植栽を行いました。
場所は昨年度に引き続き山田岡行政区の名古谷住宅跡地。
まずはしっかり根を張った木になるよう穴掘りから開始。
ゆず研究会の方の重機を使い、しっかりと穴を掘っていきます。
今回は30本を植栽予定のため、5m間隔で30個の穴を掘削。
また、栄養のある土壌になるよう堆肥を混ぜながら、しっかりと土づくりを行いました。
ここまでの作業を、ゆず研究会の方を中心に植栽会の10日前に下準備として実施。
そして植栽会当日は天気にも恵まれ、15名近い観光協会役員や ゆず研究会の方々が植栽会に参加。
ゆず研究会のみなさんの指導のもと一本一本を丁寧に手作業で植えていきます。
植えた後にも、堆肥や水をかければ完成。
来年の冬に実がなることを祈りながら終了となりました。